So-net無料ブログ作成
検索選択

花巻東 千葉 ”注意”に泣いた最後の夏 [スポーツ]

全国高校野球・準決勝(21日・甲子園

花巻東(岩手県) 0-2 延岡学園(宮崎県)

images.jpg
出典:headlines.yahoo.co.jp

惜しくも準決勝で敗退することとなった花巻東。

今大会注目を集めた2番打者・千葉は溢れる涙を
抑えることができず、声を出して泣き続けた。

彼は試合だけでなく、『ルール』や『注意』にも泣かされた。

身長156センチの小柄な体。

周りのチームメイトと並ぶとひと際小さく見える彼だが、
その身長の低さを最大限に生かして相手投手に的を絞らせず
この準決勝前までの打率は驚異の7割。

まさに『小さな巨人』と言える大活躍だ。

そんな彼の最大の武器は”カット打ち”の技術。

バントのような構えからボールを頻繁にカットして
次々とファウルを積み重ねていく。

初戦の彦根東(滋賀)戦では、5打席で34球を投げさせる。
特に2打席目では13球も粘っている。

準々決勝の鳴門(徳島)戦でもさっそく1打席目から7球をファウルで粘り、
13球目でフォアボールを選ぶなど、5打席で41球を相手投手に投げさせた。

「球数を多く投げさせることで相手ピッチャーにダメージを与えることができる。
自分は出塁することが仕事。小さいなりにできることをいつも考えています」

一見せこいように見えるかもしれないが
これは立派な技術。

ボクシングで言えばボディブローのように
後々効いてくる。

ことごとくボールをカットして観客を沸かせ、
フォアボールでガッツポーズをしてチームに勢いを与える。

しかしこの最大の武器が大会本部に奪われる。

19日の準々決勝後のクールダウン中、花巻東側に
「高校野球特別規則の”17”についてご存じですか?」
と確認したとのこと。

この”17”というのはバントについての規則で準々決勝の際に
規則に反するような紛らわしい打ち方があったためということだが
これで彼、そしてチームの武器である”カット打ち”が封じられる。

しかも敵はこれだけではない。

当然ボールをカットしてファウルを取ることは
ルール違反ではない。

これを意図して行うことは『技術』だし、
れっきとした『戦術』の一つなのだ。

しかし中にはこれを嫌う人間がいる。

「遅延行為」
「やる気がない」
「ずるい」

ルール上問題はなくてもこのように
思われることもある。

花巻東は今大会の千葉君のプレイで
何度か注意を受けている。

この背景には、おそらく大会関係者の中に少なからず
否定的な意見を持つ人もいたのではないかと思う。

しかし、彼はチームの為に自分ができる役割を100%果たそうとし
そんな彼の姿に甲子園のファンの多くが感銘を受け、声援を送った。

”カット打ち”についてもハンデの身長を活かすために
必死に身に付けた技術でしっかりと結果もだしている。

準々決勝までの3試合で彼は、10打数7安打・打率7割。

これに5つの四球を加え15打席でなんと12度も出塁し、
出塁率は驚異の8割をマークしている。

このように立派な成績を残している。

だからこそ、不本意な形で力を発揮できない状況に
なってしまったことは本当に残念だと思う。

「ファウルしてカットする自分の役割ができなかった。
いつもどおりの野球ができなかった。」

OSK201308130138.jpg
出典:www.asahi.com

何より本人が一番悔しいだろう。





スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。